ネットの普及で炎上も増えましたが、誹謗中傷は減少傾向にあるようです。

ネットの普及と炎上の相関とは

 

スマートフォンの投稿で炎上してしまう

 

ネットが普及するにつれて炎上する事例が増えることは容易に想像できますよね。
昨今はSNSの普及によって情報収集ではなく情報発信でネットを活用する方が増えています。

 

こうした特性から炎上が多様化しているので注意してください。
ネットの普及と炎上の相関をまとめました。

 

炎上のネタ探しをする需要

 

YouTubeやSNSの普及によってネット上で有名になることが比較的簡単になりました。
子供のなりたい職業でYouTuberが上位の定番になっていることは有名ですよね。
YouTubeのチャンネル登録者数やTwitterなどSNSのフォロワー数を増やせば収益化することも可能で、有名になろうとする人が増えています。

 

その一方で、YouTubeの場合は素人がゼロから始めて成功する難易度が上がり、面白い動画を発信するだけでは有名になれないようになっています。
そこで増えたのが炎上のネタ探しをして発信するような人物です。

 

ネット上で炎上要素のあるネタを探して紹介する動画や投稿は、かなりお手軽に注目を集めることが可能です。
なかには削除した動画を転載するだけで再生回数100万回を超える事例もあり、自分のことではなく他人の炎上ネタ紹介に特化した配信者が増えています。

 

こうした傾向から従来以上に些細なことでも炎上するリスクが高まっています。
友達に見てもらう目的の悪ノリ動画が、炎上ネタ探し系の配信者に取り上げられて大きな問題へ発展する事例が増えているので注意しましょう。

 

増加する誹謗中傷

 

ネット炎上でもっとも多いTwitterでは、複数のアカウントを取得することが当たり前のことになりました。
誹謗中傷の投稿を目的にサブアカを持っている方が多く、否定的なコメントが投稿されやすい環境になっています。
なお、わざわざサブアカを作ってまで誹謗中傷の投稿をする需要があるのは、誹謗中傷する投稿やコメントに対しても炎上するリスクがあるからです。

 

炎上・誹謗中傷が減少に転じる?

 

これまでネットの普及と比例して炎上や誹謗中傷する事例が増えてきましたが、2020年に入ってから誹謗中傷に関連したコメントを控えるように社会全体が動いています。
変化のキッカケになった事例をご覧ください。

 

テラスハウス出演者の死

テラスハウスの出演者の木村花さんが、ネットでの誹謗中傷を苦にして自ら命を絶った痛ましい出来事がありました。
木村花さんは該当番組でテレビ出演を果たしていたものの、元々女子プロレスラーとしてリングの上で活躍していたアスリートです。

 

彼女に対して執拗に攻撃的な発言を繰り返した人物は、インターネットだけでなくテレビ・新聞など様々なマスメディアから非難を浴び、逮捕には至らなかったものの書類送検されるまでに発展。
社会全体で、著名人に対する誹謗中傷や過激な発言を考えさせられることとなりました。

 

人気俳優の死

ドラマや映画など、俳優の枠にとらわれないマルチな活躍を見せていた俳優の三浦春馬さんもまた、自ら命を絶ってしまいました。
不倫問題を起こしていた東出昌大さんを擁護するようなツイートを行って炎上したことも一因と見られており、木村花さんと同様に誹謗中傷を社会の問題として捉える動きが強まっています。

 

炎上系YouTuberが訴えられる

炎上系YouTuberとして有名になったシバター氏は、パチンコ系YouTuberの桜鷹虎氏を批判する動画を立て続けに投稿したことをキッカケに、1億円以上の損害賠償を請求される裁判を起こされました。
この裁判を受け、今後は攻撃的な内容を含む投稿を控えて、趣味の釣りやアウトドアの投稿へシフトしていくことを表明しました。

 

迷惑系YouTuberの逮捕と感染

迷惑系YouTuberとして話題を集めたへずまりゅう氏は、スーパーで会計前の魚を食べたことが理由で逮捕され、その後に新型肺炎への感染が判明。
各地を転々としたことで複数県をまたぐ感染源となり、接触した人々への感染も相次ぎました。

 

ニュース番組で特集を組まれる事態になったほか、親族が特定されるという二次被害に発展しました。
炎上商法で名前を売るリスクと難しさが世間に知れ渡った一件です。

 

誹謗中傷に悩まされていた女優の示談が成立

女優の春名風花さんをTwitterで誹謗中傷した男性が裁判を起こされ、310万円の示談金を払うことで和解しました。
誹謗中傷→特定→裁判といったリスクが認識されたことで、愚痴や不平不満を発露するために利用されるようなサブアカウント(いわゆる裏アカ・愚痴アカ)を含め、心ない投稿する人が減少しています。

 

ネット炎上によって心を痛める女性

 

このように、誹謗中傷をして炎上を起こす行為に対する世間の目が厳しく変化しています。
本人の目に止まれば訴訟を起こされるリスクがあるので、誹謗中傷を投稿している方は控えるようにしてください。

 

誹謗中傷がなくなることで、コメントやTwitterの投稿から炎上する事例が少なくなっていく見込みですが、過激な投稿が炎上しなくなるわけではありません。
現状としては炎上・誹謗中傷のリスクが高いことに変わりありませんので、ネット上で何かを発信する際は他人への配慮を忘れず炎上のリスクヘッジを徹底してください。